Sam-Home Sam-Camp キャンプレポート 2005
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■村長直々の呼び出しに、行かねばならぬ!■
どんぐり村の村民になったのはずいぶんと昔なのだが、なにしろ「下総」というどんぐり村植民地の領事館?を任されているので、考えてみてみれば関西で頻繁に行われている肝心の「村長(=kenchan)園遊会」に今の今まで拝謁したことがなかったのだ。
実はこの村長、たまに関東地方を漫遊をされ、我々が領地拡大のために秩父地方で基地を作っていた3年前にふとそれを内密に謁見に訪れたことがあり、我々村民を驚愕させたことがある。
そして今年の正月、その村長からの下知が数名の村民に言い渡される。
春の園遊は新たに領地に加わった富士山の麓でするぞよ。各地に参勤交代しているみなのもの、心して馳せ参じるように。よいな。
呼び出された村民は尾張からときパパ交通安全大臣、駿河からmasahiro酒蔵拡張大臣、加賀からMAKOPON&HITOPON金融安定大臣、そして下総から私、SAM黒皮鉄鍋奉行の5家族で、当然この命には逆らえるものは誰一人おらず、みな神妙にこの日を迎えることとなる。
最も心配されたのは園遊会の際には必ず天変地異が起こるということ(爆)
しかしこれら5家族はなぜかそれらに大変慣れており(爆)、誰一人として日本国の発した3日間晴れという情報を鵜呑みにしていないまま当日を迎え、おのおのの街道を霊峰富士へ向い旅立ったのである。
ちなみに我が一家の大奥と姫は地元行政安定を図るため下総に残り、私と嫡男が向うことになる。

・・・って普通の人にはここまでの話の内容が、何が何だか分からないと思いますが(笑)、要は静岡の『大野路ファミリーキャンプ場』でキャンプをしようということです。こう言えば3行で済むのに(爆)
ついでに言えばウチのカミサンは学校行事で来れないということです(笑)
●2005/3月某日
朝5時半出発したにもかかわらず、どこもかしこも大渋滞で、東京を抜けるまで2時間半、東名に乗ってから2時間半と、あの彼方の(丹沢連峰の先にちょこっと顔を出している)富士山が実に遠い、遠い・・・
その原因が何件もあった事故渋滞。
おそらく久々のいい陽気で心弾みすぎちゃったんでしょうねぇ・・
やっとの思いで辿り着いた御殿場ICを降りると何やらそこら中に真っ黒な煙と灰。
大火事か何かと思ったら、なんと裾野一帯の「野焼き」が行われていました。

驚くことに道路の脇でも火がボウボウ燃えています。こんなところ通っていいんだろうか??
キャンプ場に着くと、どこが管理棟か分からず、いったん場内に入ってしまいましたが、すぐさま一足先に到着していたkenchanに「あっち→だよ」(微妙なシャレではない・・爆)と教えてもらい、旅館前のこのクラシカルな受付で再受付。
ちゃんと受付しないと右にいる「虎」に食われます(爆)
再度入場し、kenchanたちが待つ7番サイトへ向かいます。
ここのサイトは段々になっていて、7番というのはその大きなシマのひとつで、さらに電源区画です。
基本的には混み合わない時はフリーのようです。
いまだ野焼きの煙が跡を絶たず、せっかくの富士が・・・
ちなみにkenchanと「これから来る人のためにサイトを野焼きしておこうか」と相談しあったのですが、面倒なのでやめました(爆)
両家の設営完了。
期せずして同じカラーリング(笑)
OGAWAのティエラとアーデインDX。

kenchan:「ほら上から眺めると、大きさの違いがはっきり分かるよ」
本当だ。。。
さすがにこの時期の寒さを予想して、電気カーペットを当然用意。
文明の力は何でも使わなきゃ。
関西人のkenchanのは「同じ使うんやったら、ようけー使わにゃ損やろ!」とやたら各種装備で電源盤に負担をかけていました(爆)
今日集合する大人はほぼ厄に当たる人ばかり。
なんとキャンプに使える厄除けグッズがあった!
それが「厄除け:御火箸」
ああ、ありがたや〜

厄除けリフターとか、厄除け着火材とかは売ってないのかしらん?(爆)
「お昼を過ぎそう」とメールをくれていたmasahiroさんファミリーが予定より早く午前中余裕で到着。
時間と距離を聞いちゃうと、手が後ろに回りそうだから確かめるのやめよ(爆)
masahiro家到着直後の富士山。
このファミリーが雨雲を呼ばないということがこれで証明(笑)

それにしてもこの時期の富士は雪が多く、見事な景色です。
特設キッチンスタジアム?で、各家族のお昼ご飯を調理開始。
我が家のランチメニューはすっぱ辛いとろみ麺にワンタンを添えた「酸辣雲呑麺=サンラーワンタンメン」。

実はkenchanには「借り」があって、3年前に秩父で乱入してくれた際に、全くおもてなしを出来なかったことをずっと気にしていました。そこで今回はそれを返上する絶好の機会。ということで一緒にお昼を食していただいています。
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